最近の日本スポーツ界をにぎわす出来事の一つに、女子フィギュアスケート選手たちの活躍ぶりがありますね。
特に今年は12月21日から始まっている、全日本フィギュアスケート選手権大会が大きくマスコミにも取り上げられていますので、テレビでご覧になっている人たちも、多いのではないでしょうか。
そこでここからは話題の女子フィギュアスケート陣の中でも、最近めきめきとと頭角を現してきた、「樋口新葉」選手にスポットを当てて、人間模様などをお伝えしたいと思います。
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樋口新葉の経歴と生い立ちは?
樋口新葉(ひぐち わかば)は2001年(平成13年)1月2日生まれで、東京都出身で血液型はA型で身長は152cmです。
名前の由来ですが、新しい世紀が始まった2001年の1月2日生まれということで、ご両親から名づけられたとのことです。
新たなる世紀の始まりにふさわしい明るく元気な女性に育って欲しいという、ご両親の新葉(わかば)さんに寄せる深い愛情を感じる素晴らしいエピソードだと思います。
特技としては縄跳びの三重跳びだそうですが、小さいころから運動が好きな女の子だったようで、50m走でも7秒1という速さですから、すばしっこいところもあるみたいですね。
開智日本橋学園中学校を卒業し、現在は日本橋女学館高等学校に在学中です。
樋口新葉のスケート履歴は?
さて肝心のスケート歴ですが、3歳の時に母親から進められて始めたとのことで、4歳の時から樋口新葉を教えているという、岡島功治コーチの話では「身のこなしが天性のものを持っている」と高評価されていました。
性格は、しっかり者でありますが、一方「試合に負けて家に帰ってくると1時間くらい荒れている」とのことや「1回その日は立ち直れるが、次の日になったら変になる」など、とても負けず嫌いな面も持っているといわれています。
気の置けない親友としては、女子水泳の「池江璃花子」選手がいますが、「泣きました」とお互いにひんぱんに連絡を取り合っているそうで、とても仲がよさそうです。
続いて主な大会でのフィギュアスケート成績をお伝えしたいと思います。
ジュニア時代では、国際競技大会に於いて、世界選手権大会で第2位が1度、世界国別対抗戦では優勝が1度、世界ジュニア選手権大会では第3位が2度、ジュニアグランプリファイナル大会では第3位が1度それぞれメダルを獲得しています。
シニア時代になってからの大きな大会では、2016年と2017年に全日本フィギュアスケート選手権大会に於いて、2年連続で宮原知子選手の1位に次いで第2位に入る健闘をしました。
2年連続でしかも第2位に入ったことで、かなり自信がついたのではないでしょうか、素晴らしい成績だと思いますが、四大陸選手権では総合9位と低迷したのが残念な結果に終わりました。
2018年2月に行われた、平昌オリンピックではその出場枠が掛かった世界選手権ではショートプログラムで9位のスタートでしたが、フリーではジャンプミスも出てしまい総合11位にとどまりました。
その結果平昌オリンピックでの女子シングルの日本代表枠は、前回のソチの大会での3から2に減少されたのが後になって響いてしまいましたね。
世界国別対抗戦ではショートプログラムで自身初の70点越えとなり71.41を獲得、フリーでは日本選手歴代2位の145.30を獲得、総合では216.71を獲得し3位と健闘しましたので、その結果、チーム日本を3大会ぶりの優勝へと導きました。
樋口新葉選手は何といってもそのスピードと力強いジャンプに最大の魅力がありますが、同じように豪快なジャンプをする伊藤みどりさんも「私と同じで樋口さんはパワフルさで一緒です」と高い評価をしています。
アクセルを除く5種類のトリプルジャンプを飛ぶことができ、コンビネーションでは史上5人目となる3回転ルッツ-3回転ループを成功させました。
現在はトリプルアクセルと4回転トウループの習得を目指して練習を重ねていますが課題として樋口選手は精神力を挙げ、「緊張感にも負けない精神力を付けたい」と話しています。
樋口新葉の家族構成は?
その樋口新葉の家族構成はどうなっているのでしょうか?
報道によりますと、ご両親ですがお父さんについては、ほとんど情報が無いようであまり知らされていないのが実情ですが、お母さんは実枝子さんといって、現在54歳だそうですが、スケートをさせようと決めたのがお母さんだったそうです。
樋口新葉の母親の影響大か?
当時の伊藤みどり選手の活躍を見て、もし女の子が生まれたらフィギュアスケートを習わせたいと願っていたとのことです。
有言実行タイプのお母さんらしく、新葉さんが3歳半になったとき速攻でスケート教室に通わせ始めたそうですが、どこもお母さんの力が大きなウエイトを占めている気がしますね。
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樋口新葉の身長と体重は?
あまり女性の体重などを聞くことは野暮なことだとは思いますが、ここで少し体のことにも触れておきましょう。
樋口新葉の身長は152cmとやや小柄ですが、体重はさすがに公表していないようですね。
樋口新葉の体重は太った?
しかしながら最近の大会での姿を見ていますと、前に比べて少しふっくらしてきた気がしますので、やや太り気味なのかもしれませんね。
フィギュアスケートをしているとどうしても体力を使うことから、それを維持するのである程度は食事などで体力づくりをする必要があると思います。
特にそれによって、スピードやジャンプ力の強さにも影響を及ぼすことを考えると、太ったというよりも筋肉がついてきたともいえると思います。
全日本フィギュアスケート選手権大会へかける心意気は?
12月21日には、2018年の最後を締めくくる「全日本フィギュアスケート選手権大会」の幕が切って落とされましたが、初日の女子シングルショートプログラムで、樋口新葉選手は72.63点を挙げて4位につけています。
今大会の目玉としては、大会5連覇を狙う宮原知子選手を筆頭にして、参加している各選手たちによって、激しい戦いが始まっていますね。
お互いに他の選手の成績については特に神経を研ぎ澄ませている気がしますが、見ている側としては、最後まで誰が勝利を挙げるのか、とても見どころがあって面白い展開が期待できそうです。
テレビ中継でもそんな選手たちの真剣な演技と終わった後の安ど感が画面から伝わってきますが、特に点数発表を待つ間にコーチと並んで座っているときに、発表前と発表後の顔が大きく変わって興味を持ってみています。
最後まであきらめず上位を目指してほしい
まだまだ最後まで分からない展開ですから、ショートプログラムでミスをしても、それをフリーまで引きずらないことが大切ではないでしょうか?
そして最後まで決してあきらめない心が、最後には結果として良い評価を得られますので、皆さんには日ごろ練習で培ってきた技術と演技力で、頑張ってほしいと願っています。
それが結局は、未来のスケート大国日本へと、大きく前進すること間違いないと思っています。
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