令和元年のプロ野球界は4月の開幕を無事に迎えて現在は第1節の際中ですが、ここまで読売巨人軍が先頭を行く展開になっています。
他のチームと比べてもかなり多額を使い、大幅な選手補強をした巨人軍としては、なにがなんでも勝利を前提に試合を進めなくてはなりません。
ここまで予想通りといいましょうか、何と申しましょうか、ほぼ順調な滑り出しをしている気がしてなりませんね。
当たり前だと言えばそれまでですが、チームを率いる原辰徳氏は一体どう考えているのか気になるところです。
ここまでは例年以上の成果を上げて首位を走っていますが、いよいよ5月からセパ交流戦が始まるわけですが、そのおおきな関門をどう乗り越えていくかが、大きな課題になります。
そこでここからは巨人の中にあって選手層の暑い中で出場機会を失ってきている選手に的を絞って、そこにどう立ち向かっていくべきかを探っていきたいと思います。
立岡宗一郎は今後起用されるの?
今の状況ですと1軍での出場機会が減ってきている立岡宗一郎選手ですが、今後どう起用されていくのか気になるところですね。
広島カープからFAで移籍を果たし、常に話題の中心にいる「丸佳浩」選手ですが、ここまではほぼ想定通りの活躍をしていますね。
開幕日こそ四打席四三振という残念な結果でしたが、それ以降はある程度期待に応えてきています。
ジャイアンツは今外野手争いがかなり厳しくなっているのは事実で陽岱鋼選手やゲレーロ選手の活躍が目立っています。
更には亀井善行選手も期待に応える活躍ぶりですから、なかなか立岡選手の出番がなくなってきています。
2015年には規定打席には達しませんでしたが、打率が3割で16個の盗塁を達成、昨年も二軍ではありますが0.319という高打率で
12盗塁を達成するなど活躍しました。
しかし今年に入ってからは2カード目となった阪神戦での代走での出場や翌日の試合でも9回の守備固めでしか出場の機会を得ることがありません。

立岡宗一郎の年棒の推移は?
今日まであまり出場の機会がない立岡宗一郎選手ですが、ここまでの年棒はどうなっているのでしょうか。
そこで早速調べてみましたのでお伝えします。
その前に立岡宗一郎選手の経歴についてここでお伝えしておきましょう。
読売巨人軍の公式データによれば、1990年5月18日生まれで今年28歳になりました。
身長は181cm、体重は82kgで背番号は39、右投げ左打ちの外野手です。
熊本の鎮西高校から2009年から2012年までソフトバンクホークスに所属し、2012年から読売巨人軍に所属しています。
初出場と言いますと、パリーグでの対日本ハム戦で2010年8月15日にヤフードームで出場しました。
打撃成績ですが、2010年はソフトバンクで1試合に出ていますが1得点のみ挙げています。
2013年は巨人で46試合に出場し、打率は0.203で盗塁数は1でした。
2014年は2試合に出場し、打率は0.000で盗塁も0でした。
2015年は91試合に出場し、打率は0.304で盗塁は16個という活躍をしました。
2016年は51試合に出場し、打率は0.229で本塁打が2本、盗塁は9個でした。
2017年は62試合に出場し、打率は0.208で盗塁は4個でした。
2018年は42試合に出場し、打率は0.231で盗塁は同じく4個でした。
そして今年2019年はここまで4試合に出場していますがまだノーヒットで打率は0.000で盗塁数も0という状況です。
気になる年棒額の水位ですが、以下の通りとなっています。(以下の金額はいずれも推定金額です)
2008年にソフトバンクに入団時の契約金は6000万円でした。
2009年のソフトバンクでの年棒は700万円、2010年は同じく700万円、2011年は710万円、2012年は巨人に移籍後600万円に下がりました。
2013年は同じく600万円、2014年は1000万円で400万円のアップ、2015年は900万円と100万円ダウンしました。
2016年は3600万円といっきに2700万円のアップとなりました。
2017年は2900万円ということで700万円ダウンしました。
2018年は同じく2900万円、2019年は2600万円と300万円のダウンをしています。
以上ここまでの立岡選手の年棒金額を見てきましたが、年ごとにアップダウンをしてきていることがわかりました。
立岡宗一郎はトレードについてはどう考えているの?
ここまで立岡選手の年度別の成績と年棒を見てきましたが、あなたはどのように感じたでしょうか。
せっかく足の速い才能を持っていながら、なかなか成績が上がってこない現状ではありますが、しかし出場すればそれなりの打撃成績や盗塁を達成するなど、ここぞという時には欠かせない選手であると言えますね。
出る機会が少ないことは本人にとってもそうですが巨人軍にとってももったいないという気がします。
過去においても巨人内ではあまり活躍できなかった選手が、他の球団へ移籍をした後で活躍をしている選手たちもかなりいることがわかっています。
その一番手としては日本ハムに移籍をした太田泰示選手ではないかと思います。
そのわけとして考えられることは、在籍している選手の育成をどう考えているかということではないかと思います。
プロ野球選手は「出場してなんぼ」ということになりますから、出ることができなければ当然ながら活躍できるわけもありませんね。
従って立岡選手についても同様に出ることができる球団へ移籍をした方が、本人のためにも球団のためにもなるわけですから、ここらで真剣に検討をした方が良いのではないかと思います。
そこで他のチームを考えた際、どこが一番活躍できそうかと考えると、現状では東京ヤクルトスワローズあたりがどうかと思います。
別段けがや何かで出られなくなっていないので、まだ若いこともあり動ける選手ですから、おそらく立岡選手への評価も高いものと考えられますね。
青木選手やバレンティン選手、さらに雄平選手など外野陣の高齢化やけがなどが心配なヤクルトですから、もしかすると立岡選手を欲しいと思っているのではないでしょうか。
私もプロ野球ファンの一人として、選手の皆さんが置かれた立場を生かして活躍をしてほしいものと思っていますので、この移籍が現実のものになればうれしい気がします。
これからまだまだ長い選手人生ですので、ぜひ大いに活躍をしてほしいと念願しています。
がんばれ立岡宗一郎! 俊足を生かして盗塁王を目指せ!
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