志摩ノ海は2場所連続十両優勝したの?栃ノ心以来の快挙?名前が航洋って海に関係ある?




2019年は平成と呼ばれる最後の年、30年続いた平成年代の最終年にあたりますが大相撲春場所(3月大阪場所)がいよいよ千秋楽を迎えました。

大相撲のファンはもちろん、そうでない人たちにとっても千秋楽という日は特別な意味を持つ日ではないでしょうか。

幕内での優勝は今のところ横綱の白鵬関が14日目までただ一人、全勝で突っ走っている状況で、13勝1敗で後を追うのが平幕の逸ノ城関ですが、今日はどのような展開になるのか楽しみです。

ところで十両に目を向けてみた時、十両で2場所連続優勝を成し遂げた力士がいることがわかりました。

その力士のしこ名は「志摩ノ海(しまのうみ)」関です。

大相撲が大好きな私ですが、恥ずかしいことにこの志摩ノ海関のことは知りませんでした。

ここからはその志摩の海関について最新情報を交えながらお伝えしていきたいと思います。

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志摩ノ海は2場所連続十両優勝したの?

そこでさっそく志摩の海関のことを調べてみました。

志摩ノ海 航洋(しまのうみ こうよう)というしこ名からも想像できる通り、三重県志摩市の出身で本名は「濱口 航洋」ということです。

生年月日ですが1989年(昭和64年・平成元年)7月11日生まれで現在29歳、身長は177.0cm、体重は165.0kgです。

所属している部屋は出羽の海一門の「木瀬部屋」ですが、ご存知の力士としては、臥牙丸関、常幸龍関、宇良関などが所属しています。

この木瀬部屋の親方は元前頭筆頭の「肥後ノ海」という力士で引退後木瀬部屋を継承しました。

ここまでの成績は序の口で1回、序二段で1回、三段目でも1回それぞれ優勝していますが、直近では2019年1月の初場所と3月の春場所で十両2場所連続優勝の快挙を成し遂げました。

現在の番付ですが東十両筆頭ということですので来場所5月場所(東京両国国技館)では、幕内に上がることが予想されます。

志摩ノ海は栃ノ心以来の快挙?

この十両での2場所連続優勝ですが、2014年(平成26年)の名古屋場所と秋場所で2連覇を達成した、栃ノ心関以来ということですから、素晴らしい活躍ぶりですね。

この志摩ノ海関の活躍に対して、早くもSNSでは相撲ファンからメッセージが送られているようです。

「三重県民としてそしてファンとして素直にうれしい、そして驚いているのが正直なところです。千代の国関と一緒に暴れて欲しい」との声や、「来場所は幕内で大場れしてほしい」といった応援メッセージが届いています。

この十両での2連覇ですが平成では9人目であるとのことです。

今場所を振り返った志摩ノ海関は「なかなか光栄なことです。いい相撲で優勝を決めることができて良かったです。頭を上げず押しに徹したことが今場所は良かったです」と振り返っていましたね。

1月場所では東十両11枚目で13勝2敗の好成績で優勝していましたので、番付から言っても3月場所には新入幕か?と期待をしていたそうですが、十両筆頭となっていました。

その時本人は「東十両筆頭ということですから勝ち越せば上に上がれるので、大阪ではしっかりと勝ち越して決めてやる!と逆にモチベーションになりました。早い段階で勝ち越しを決めましたが残りをしっかり取りきろうと気持ちがブレなかったです」とのコメントを残しました。

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名前が航洋って海に関係ある?

近大出身の力士として入門後は4年をかけて関取の位置まで上がりましたが、膝のけがを負ったことで陥落してからは幕下で9場所も過ごしています。

一時は関取まで上がったのですが、けがによって幕下へ陥落した際、ややもすると気持ちが萎えてしまう所ですが、親方や周りの人たちにも助けられて支えられ、腐ることなくやってこられてよかった、との自分の気持ちを正直に語っていることで、好人物であることがよくわかります。

ここで話を変えて航洋という名前のことを少し探っていきたいと思います。

ちょっと珍しい名前ですが、航洋という名前の由来は何かあるのでしょうか。

調べてみましたが、親御さんがどうして名付けたのかはっきりした理由は分かりませんでした。

これは私の想像ですが、三重県志摩市の出身ですので周りを海に囲まれた地でもあるので、大海原に航海するということから、心の広い男の子に育ってほしい、というご両親の思いがあったのではないかと思います。

少し遅咲きではありますが、ここまでのけがなどによる苦労をかてにして、今後は上に上がってぜひ大暴れをして欲しいと思います。

新入幕となるであろう5月場所には、今まで以上に志摩ノ海というしこ名が、多くの大相撲ファンにも知ってもらえる好機だと思います。

そこで勝利を重ねていき、幕内上位を更には三役まで一気に駆け上がってほしいと念願しています。

ひとまず今場所の十両優勝での喜びを堪能してからは、来場所への躍進のため稽古にも大いに励んでほしいと思っています。

ガンバレ志摩ノ海関! 新入幕でも大暴れを期待している!



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