2019年度のプロ野球は2軍ではすでに開幕を迎えましたが、1軍では間もなく開幕を迎えこのところ各チームではかなり神経をとがらせているようですね。
先日もオリックスバファローズの西村監督が、開幕投手として起用する予定だった山岡泰輔投手に対して、緩慢なプレーをしたとして激怒し、開幕投手の起用を白紙に戻すと発表して周囲を驚かせていました。
聞くところによりますと、山岡投手が守備の際、一塁ゴロで一塁にカバーに入るのが遅れたため、アウトになるところがセーフになってしまったとのことです。
さらにピッチャーゴロを取って1塁に投げた際に悪送球になり、これも再びアウトになるところをセーフにしてしまったそうで、この緩慢なプレーが続いたことに対して、試合では勝利を挙げた山岡投手にかなり手厳しく激怒したとのことです。
これを聞いた時、いかに開幕直前で神経がピリピリとなっているかがわかる気がしました。
もっと一つ一つのプレーを真剣にやってくれなければ、他の選手に対して示しが付かないとのことだそうです。
しかも副キャプテンだった山岡選手をその役から降ろすと迄言い渡したそうですから、いかに監督の逆鱗に触れてしまったのかが分かりますね。
「やっちまったよ!」という山岡選手の言葉が聞こえてきそうな気がしますが、本人もきっと反省しているのではないでしょうか。
いずれにしてもあと少しですから、最後の調整をしている最中にこんなことは許すわけにはいかなかったものと思われます。
話は変わってセントラルリーグの広島カープは、今季リーグ優勝4連覇がかかっている大事なシーズンになっていますね。
丸選手が抜けた後の打撃陣をどううまくつなげていくか、今はその確立を急いでいるようです。
その広島にあって、投手陣の先発ローテーション入りを巡って、連日熱い戦いが起きているとのことです。
ここからは床田寛樹投手について、今季にかける意気込みなどを交えて、最新情報をお伝えしていきたいと思います。
床田寛樹は復帰で活躍できる?
さてその前に床田寛樹投手とはどんな選手なのか、少し詳しくご紹介しましょう。
広島カープで背番号28の床田寛樹(とこだ ひろき)選手は、1995年(平成7年)3月1日生まれで24歳です。
兵庫県出身で身長は181cm、体重は85kgという恵まれた体格で、左投げ左打ち、箕面学園高校から中部学院大学を経て2017年から広島でプレーをしています。
初出場ですが、2017年(平成29年)4月5日にナゴヤドームで行われた中日戦で初登板しました。
その2017年には2軍で1試合投げて、6回を3安打1失点で見事に初勝利を挙げています。
1軍では3試合に登板し、1勝1敗で勝率は0.500、自責点は10、奪三振は16で防御率5.19という成績を上げています。
その1勝ですが4月12日の東京ドームでの巨人戦で、プロ初勝利を見事に上げました。
しかし次に登板をした4月19日のマツダスタジアムでの横浜DeNA戦で、4回に突然左ひじに痛みが走り降板を余儀なくされてしまいました。
診断の結果ですが「左ひじ内側筋の筋挫傷」との診断を下されたのです。
思いもよらぬ出来事に出くわしその後は保存療法を試みましたが改善せず、7月には「左ひじ関節内側側副靭帯再建手術及び尺骨神経剥離手術」を受けました。
それ以来ギブスにより左ひじを固定して、何もできない状態に追い込まれてしまいました。
その後はまわりの友人たちから励まされ、何とかもう一度マウンドに戻りたいという強い意志を持つことができました。
そんなわけもあって、2018年度は1年間試合に出ることはできませんでした。
今季は何とか先発の6番手に割って入りたいとの希望を伝え、球団関係者から2019年の開幕ローテンション候補の5番手以内に、床田投手の名前が挙がったそうです。
さて今季は果たして1軍に復帰できるのか、現状はどうなっているか気になるところですね。

床田寛樹は広島の救世主になる?
広島カープにとっては、貴重な左腕投手でもある床田投手ですから、何とか今季は復帰をしてほしいと強く願っていることと思います。
現在左腕投手はクリス・ジョンソン投手しか先発陣ではいませんので、なんとか先発の一員に加わってほしいと願っているようですね。
対戦相手チームの左打者を討ち取るには、やはりサウスポーピッチャーが欠かせません。
その床田投手の現状ですが、対左打者への武器である内角への制球力について、「右の内角には投げられるのですが、左の内角はまだぼやけている」との感想を漏らしているそうです。
この「ぼやけている」という表現ですが、はっきりしない、定まらないという意味になるのでしょうか、面白い表現ですね。
さらに昨年秋からは、対角線上にある外スラ(左打者への外角のスライダーのこと)も合わせて、精度の向上に努めているとのことです。
これらの投球術が功を奏することができれば、必ずや広島の救世主として復帰できると思います。
セントラルリーグには、左打者では巨人に移籍した丸選手や横浜DeNAの筒香選手、ヤクルトの青木選手など好打者がそろっています。
広島カープ先発陣は、昨年度に投手部門で2冠を制した大瀬良投手とジョンソン投手の二人だけが内定しているとのことです。
3番手に何とか食い込んでいきたいと、床田投手自身強く願っているのではないでしょうか。
2年ぶりとなる開幕ローテーションに向かって、いよいよその時期が近づいてきましたが、なんとか食い込んでほしいと思います。
床田寛樹のインスタも盛り上がってる?
さてここからは少しリラックスする意味で、床田選手のインスタを見てみたいと思います。
「床田君が返ってきたぞ!」というファンからの励ましの声や、昨日の対DeNA戦の試合で見せてくれたピンチの場面での投球術についても、盛んにほめているファンもいますね。
「床田選手は3年目に入っているがまだ新人王の権利もあるので、コントロールの良さや140km後半の球速があるので、1年間ローテーションを守ることができれば、二ケタ勝利も期待できる!」との熱いメッセージもありました。
これ以外にも多くのファンたちから温かい声援を送ってもらえる床田投手、素晴らしい人たちによって応援をされているんだな、と強く思いました。
最後まで今季は体に十分気を付けながら何とか頑張って、広島4連覇達成に向かって頑張ってほしいと思っています。
ガンバレ広島カープ! 頑張れ床田寛樹! 優勝は君の左腕に掛かっている!
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