平成最後となる大相撲春場所(3月大阪)がいよいよ今日3月10日から24日まで15日間開催されます。
今場所で平成といわれる年号が最後となりますが、長く続いてきた平成がこれで終わることに一抹の寂しさを味わっている今日この頃です。
関脇の貴景勝関が、先場所惜しくも大関昇進を千秋楽の一番で獲得できず涙をのみました。
果たして今場所は大関とりが実現できるか、興味あるところですね。
そして大相撲トーナメントで見事に初優勝を成し遂げた大関高安関が本場所でも初優勝ができるかが関心の一つですね。
以上の他にも最近めきめきと力をつけてきている若手中堅どころの力士がどこまで今場所を盛り上げてくれるのかも関心の一つです。
個人的にもNHKテレビ大相撲解説者になった元稀勢の里、現荒磯親方がどのような大相撲解説を行ってくれるかも楽しみの一つです。
ここからはその荒磯親方の弟弟子で大関高安関について、プライベートを中心にお伝えしていきたいと思います。
高安関の出身地はどこ?
早速ですが高安関の出身地などを見ていきましょう。
高安 晃(たかやす あきら)関は1990年(平成2年)2月28日生まれで29歳、茨城県土浦市の出身です。

高安関の生い立ちは?
高安関の生い立ちについて見ていきたいと思います。
中学校は土浦第一中学で当時は野球部に所属していました。
主にセンターで活躍していましたが少年時代は野球が大好きで地元のリトルリーグにも所属しているほど野球にのめり込んでいたということですね。
あだ名は「まるちゃん」でこのあだ名の由来ですが、ドミンゴ・マルティネスに似ていたため友人から付けられました。
それでは相撲に関してはいつから始めたのでしょうか。
相撲が好きな父親から「横綱の部屋に預ければ運次第では関取になれるかもしれない」との考えから、見るだけでいいからと高安を無理やり鳴門部屋という所へ連れていきました。
高安は相撲より野球と考えていたため、見学にはいきたくないと断ったそうです。
しかし迷っていた高安を口説き落として、中学卒業時に鳴門部屋に入門し、そこからは大相撲に取り組み始めました。
最初のころは脱走を試みて何度か脱走したこともあったとのことです。
鳴門部屋には若の里という部屋付きの親方がいましたが。当時は高安関の面倒をよく見ていたそうです。
「もともと体の芯はしっかりしているので関取になれるかも」との期待を持っていた若の里親方ですが、どんどん出世をする高安関を頼もしく見ていて今日までを振り返っていたそうです。
大相撲トーナメントで初めて優勝し、いよいよこれからは高安中心の大相撲界になっていく予感がしますね。
荒磯親方も自ら高安関の稽古を買って出るほどで、厳しさの中にも兄弟子として又部屋付きの新親方としても、温かく見守っているようですね。
大関陣の中にあって、いまだに優勝賜杯を抱いていない高安関に、何とかして本場所の初優勝をしてほしい、との願いがいっぱいではないかと思います。
優勝はすぐ近くまで近づいているわけですが、いつもあとわずかなところで逃げられてしまっていました。
この春場所はそんな意味でも必ず目標達成に全力を注いで、念願の賜杯を抱きたいと思っていることでしょう。
私たちも日本人横綱の最先端として高安関には頑張ってほしいと思います。
高安関の両親の国籍、職業は?
それでは高安関のご両親についてここからはご紹介していきましょう。
ご両親ですが国籍はお父さんが日本人で、お母さんはフィリピン人ということです。
お父さんは高安栄二さんという名前で、以前複数のエスニック料理店を経営していたそうですが、自身の病気のため断念し、店を閉めたとのことです。
現在は特にお仕事はされていないようです。
一方、お母さんはビビリタさんという名前で、特に職業にはついていないようですね。
以前高安関の取り組みを心配そうに国技館内でじっと見つめていたお母さんの姿を見たことがあります。
やはり息子のことが心配で仕方がないのではないでしょうか。
そんなご両親や周囲の友人知人など大勢応援してくれる人たちが、よく「高安」という名前入りのタオルをもって応援に駆け付けている様子もテレビで写されていましたね。
そんな多くの温かいファンによって応援されている高安関です。
やはりそこにはあの人懐っこい高安関があったればこそではないかと思います。
序盤での下位力士に対する取りこぼしが目立っていますが、なんとか踏ん張って中盤や終盤まで優勝争いに加わって、できれば先頭に立つぐらいの勢いで勝ち進んでほしいと思います。
さらに大関の位置で二場所連続優勝をぜひ取って、久しぶりの日本人横綱として「土俵入り」を見せていただきたいと強く念願しています。
ガンバレ高安! 目指せ初優勝を! 横綱取りはすぐそこにある!
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